華生活Blog

好きな事や日々の日記を書いていきます!

闘病生活について

今回は少し暗い内容(心の病気について)です。不快に感じる方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。

理解の難しい内容ですが、自分の記録として書きます。また同じように苦しんでる方の何かのキッカケになればいいかなと思います。

 

 

現在、闘病生活が今月(8月)で3年になります。病名は「不安症」です。

3年前、仕事での昇進で部門の責任者に抜擢してもらい、仕事に忙しい毎日でした。

部下の管理にはあまり経験がなく、仕事をお願いする事の難しさを体験していました。

しかし、自分の計画した事が数字になってついてきていたので、仕事はすごく楽しかったです。

 

半年後、結婚をする事になり、長年一人暮らしだった事から生活環境も大きく変わりました。

 

仕事は休みがほとんど取れず、3ヶ月ほどまともに1日の休みがなかった状態でした。

休みがあっても半日だけとか、今日は休める!と思っても仕事の電話があり会社に呼び出される事が重なっていました。

時間外手当などは一切出なかったので、ストレスも相当だったと今は思います。

 

仕事ばかりで結婚生活も寂しい思いをさせてしまっていた事をずっと気にして時間のある時はなるべく家庭の時間を大切にするようにしていました。

 

忙しかったけど、楽しい日々だったのですが、真夏で気温が36℃を超えていた猛暑の日、仕事の休憩時間に車に乗った途端に具合が悪くなり、すぐに家に戻ったのですが倒れてしまいました。熱中症と過労だと、仕事を休ませてもらっていたのですが、よくならず、総合病院で精密検査をしたのですがどこにも異常がなく、診断結果は「自律神経からくる体の異常ですね」と診断されました。

この診断結果を持って、心療内科に通う事になり、そこで診断されたのが「不安症」でした。

 

心の病気は現代病と言われるほど、苦しんでいる方も多いと思います。

心の病気は本人にとってはすごくつらいのですが、周りからみると普通に見える為、周りから理解してもらう事が難しい病気です。

真面目な人も多いと思うので、自分を犠牲にして周りに合わせてしまう方も、多いのではないでしょうか?!自分もその一人でした。

自分がつらいはずなのに、周りを気にしてドンドン状態も悪化してしまいました。

 

症状は人それぞれだと思います。苦しい時の対処法もそれぞれ違うと思います。

 

自分の症状は、ストレスがかかると過緊張状態になり、上半身がギューッと締め付けられるようになり、ガチガチで苦しくなります。みぞおち付近が痛いくらい締め付けられると、吐き気もひどくなってしまいます。

後は喉が締め付けられたように苦しくなります。(ヒステリー球というものに近いです)

 

大まかにはこのような状態です。

はじめの頃は、動悸があったり、頭痛や目の痛みもありました。ひどい時はめまいや立ちくらみもありましたが、今はほとんどなくなりました。

 

3年間苦しんできて、自分なりに改善していく事に大事かな?!と思う事を書いていきます。

 

・安心できる事が大事だと思います。

 環境もそうだし、金銭的な事、将来の事、元気だった時には何となく気にしていた事もかなり不安になって考えてしまうと思います。先の事は考え過ぎても答えは出ないので日々少しずつ安心材料を作っていくものかなと思います。

*これは一番厄介な事柄でした。答えが出ないのに無理に答えを出そうとしてしまいました。

 

・苦しくなる事が不安になった時は大まかに対策方法を決めておく。

 キッチリと決めようとしてしまう性格なのですが、先の事は答えが出ません。なので大まかに苦しくなった時の対処法を頭で決めます。

(例えば、出先や仕事中に苦しくなったら、トイレに行き一人になる。外に出れる所なら人があまりいない場所で落ち着く など、大まかにです。)

 

 苦しさを耐えてる時に気を紛らわせれるようにしておくのも有効でした。

 苦しい時は、体に敏感になってどうしても考えてしまいます。しかし、考えれば考えるほど悪化している状態でした。

(例えば、好きな動画とか音楽を携帯に保存して、体が苦しい事に全意識がいかないようにすると落ち着くのが早いです。)

かかりつけの病院で頓服薬を用意してもらうのも一つの手です。

 

・人間関係で悩んだ時は、相手に合わせ過ぎない。

 どうしても自分を犠牲にして相手に合わそうとしてしまってました。理由はせっかく知り合った人を失いたくないという思いからでした。

しかし、自分を我慢してまで接していないといけない人とは長くは続きませんでした。

 

 相手の意見を尊重しつつも、自分の意見も言えるのが一番いいのかなと思います。そういう相手を大事にしていけばいい。という方に気持ちを切り替える事で少し負担が減りました。全員にイイ顔するのには、限界がありました。

ただ、これには仕事で、みんなが居てくれるから仕事が成り立ってるという思いがあった為、周りに嫌われないようにという思いが強くなっていました。

 

 

このように、簡単ですが自分の症状と対応策を書いてみました。心の病気はすごく時間のかかかるものだと割り切って、焦らず個人のペースで無理し過ぎないように生活していけるのがいいのかなと思います。

(詳しく書くとかなりの長文になるくらいたくさんあります! いくつものチャレンジをしてきた事や、いろんな気持ちとの戦いがありましたが、書ききれませんでした。)

 

残念ながら心の病気は体験のない方や周りで見てきた方以外の人には、理解の難しい病気です!理解のできない人に、無理に理解してもらおうとしても無理なので、相手に理解を押し付けず、わかってもらえる人に相談したり、心の中の事を聞いてもらうのがベストかなと思います。

 

家庭内では病気を理解してもらえず、離婚する事になりましたが、自分が苦しいあまりに寂しい思いをさせてしまったので、すごく申し訳ない気持ちはあります。

病院に通院する時、何度もついてきてもらったり、家庭内でも話し合いをしていたのですが、理解のできない人には難しい事みたいで、「苦しいんだろうなっていうのはわかるけど、何が苦しいのか意味が分からない。」といつも言われていました。

 

家庭内でも、夫婦関係以外にも親子関係で理解してもらえず悩んでる方も居ると思います。話し合いも大事だし、相手の気持ちも考える事も大事ですが、自分なりに話をしたり、病気を理解してもらえる人(辛さを理解してくれる友人や病院の先生)に間に入って話をしてもらう事も大事な事かなと思います。

 

それでも理解してもらえない場合は、無理に理解して!とこちらの事ばかり言っても関係が悪化するだけなので、家族や周りの人の理解が病気の改善にすごく大きな要因になると言われてる理由なのかなと思います。

 

家族や周りに理解してくれる人がいると、自分は一人ではないんだという安心感があると思います。この安心感が大事な事なのかな?!と思いました。

 

自分は、今年の4月から独身に戻り、今は理解してくれる友人に支えてもらいながら生活をしています。

家族と暮らしてうまくいってない方で、一人で暮らす事ができる環境の方は、苦しい時期だけでも一人暮らしがいいのかなと思います。

 

一人暮らしは何もかも自分でしなければいけないですが、周りの事は気にをせず、自分のペースで、行動する事は全部自分の為なのです。

出来る時に出来る事を出来る範囲でする事で負荷が減ります。もちろん困るのも自分ですが、どうしてもできない事はお願いできる人にお願いをするのも並行して大事かなと思いました。

 

今回は重い内容ですが、このブログを開設したきっかけにもなった、闘病生活についてでした。

このような内容ばかりでなく、楽しい内容や自分の好きな事(車やパソコン)の記事もブログとして、書ける時に書いていこうと思います。

 

同じく苦しんでる方で、この記事を読んでましたら、焦らず自分ペースで乗り越えていきましょう!!